私が看護師を目指そうと思ったわけ ⑩

27 10月 2012

◎試験観察

祖母の家に行った日
私は暴れた

祖母が私を通信制高校に行かそうと勝手に資料を取り寄せていたのだ

私はなぜかよくわからないけど
親の思い通りにさせられるのが
無性に腹立たしかった

そしてバッドを振り回して家を荒らし
包丁を持って祖母を追いかけ回した

最初の1ヶ月くらいは大人しくしていたが
だんだん馬鹿らしくなってきて

また覚せい剤を始めた
年齢を偽ってキャバクラで働き始めた

祖母の住んでいる家の近くではシンナーなんか売っていなかった
シンナーなど時代遅れだったのだ

私はこの日からほぼ毎日欠かさず覚せい剤を打ち始めた

この頃になると自分で静脈注射も出来たし
アルミとストローさえあればひたすらあぶっていた

また覚せい剤を無駄にしないために
一回自分の血を注射器に抜いてから打つ
通称混ぜ打ちと呼ばれる打ち方をした

だんだんご飯も食べられるようになったし
寝るときは眠剤か葉っぱを使用した

最初は硬派なヤンキーに憧れ非行に走ったがこの頃はヤンキーでも何でもなくただの薬物中毒者だった

また新しくRというヤクザと知り合い
付き合い始めた

好きではなかったけど覚せい剤をただでくれたから付き合っていた

この頃街を歩いていたら喧嘩をふっかけられた
レディースの時に売られた喧嘩は必ず買えと教育されてたので
いつも通り喧嘩を買った
しかし覚せい剤は確実に私の体をむしばんでいた
私は普段なら勝てるはずの喧嘩に負けた
ボコボコにやられた
最後は階段から突き落とされ意識を失ってしまった

この頃は覚せい剤のせいで完全に頭が狂っていた

そんな時キャバクラで
お給料未払い事件が発生した
身分証明書なしで入れるいかがわしい店だったので
当然である

私は他の店に移りたかったが年齢を偽っている