ディヤーナ国際学園カブヤオ道場の生徒が現地の試合で大活躍!

12 3月 2016

押忍、カブヤオ道場の入江です!
先月20日マニラにあるマカティ市で行われたキックボクシングと総合格闘技のイベント「ブラッドアンドグローリー2」に学園からアマチュアキックボクシングに2名、アマチュア総合ルールに1名が参加しました。
3名とも試合1ヶ月前から普段の朝の練習に加え、毎晩厳しいキャンプを行ってきました。
今回はそちらの模様をお伝えさせていただこうと思います。

ブラッドアンドグローリー2

1番手に登場したのは女子生徒Nさん。Nさんは総合ルールの試合を希望していたのですが相手が見つからず、直前になってキックボクシングに部門を変更しての参加となりました。
元々打撃よりも寝技が得意なNさんは打撃の試合はかなり久しぶりでかなり緊張していた様子でしたが、試合が始まると果敢に前に出て終始圧倒。
おしくも仕留めることはできませんでしたが何回も打撃を効かせ、相手選手をロープに追いつめていました。
見事判定勝ちでした。

2番手に登場したのは先日卒業式ブログにも登場したJ君。
J君は元硬式空手の日本チャンピオン。試合翌月に卒業を予定していたため卒業マッチとして試合をすることにし、厳しいキャンプに耐えてきました。
試合当日は緊張した様子も見せず、会場に入ってアップを始めてからは完全に自分の世界に入っており、それを見ていた私は勝利を確信していました。
試合が始まるとNさん同様果敢に前に出てミドルからパンチの連携で試合を組み立てていきます。
2ラウンドの中盤に見事そのミドルが決まりノックアウトで勝利することが出来ました。

最後に登場したのはS君。
S君は他の空手団体の茶帯を持っており、部活で柔道の経験もある実力者。総合ルールに参加します。
試合開始、長身のS君に対して警戒している相手選手。S君の蹴り足をキャッチしてテイクダウンを試みますが相手選手のヘッドギアが外れ仕切り直し。またもや蹴り足をキャッチしてテイクダウンを試みる相手選手。
これは決まってしまいマウントポジションを取られパウンドの連打を受けてしまいます。
「まずい!」
と思ったその刹那!見事にスウィープを決め、即マウントを取り返しパウンド連打。
見事レフリーストップを呼び込み勝利を決めました。

ブラッドアンドグローリー2

ブラッドアンドグローリー2

大会が始まる前はどうなるかと思いましたが終わってみれば全勝!
今回のキャンプでは森川先生が怪我をしており、私がヘッドコーチを務めさせていただいてたのでホッと一安心。観戦に来ていた生徒達も仲間の活躍に大喜びの様子でした。

試合に出ると決めるだけでも度胸がいるのに1ヶ月厳しいキャンプについてきてくれた生徒達。
疲労が貯まっているかなとこちらが気を使って練習を早く切り上げようとした日に、「まだやります」と全員が口を揃えそれぞれメニューを自主的にこなしている姿を見た時にモチベーションを逆にもらうことができ、改めて試合って良いものだなと感じさせられた今大会でした。

長くなりましたが最後まで読んでいただきありがとうございます。
押忍!

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