正看護師を目指し看護学校に通う二十歳のあたし
もうすぐ二歳になる子供がいる
昔は何不自由ないお嬢様だったけど
親に反抗してやろうと思って
途中でグレて
暴走族に入り逮捕され鑑別所に入る
15才からキャバで働きながら
3年間薬物にハマる
こんな何もかもお先真っ暗の人生を歩んでたあたしだけど
子供のおかげで立ち直ることができた
全て実話です
名前だけ変えさせてもらってます
文才ないけどもし良ければ読んで下さい
あたしはS美
あたしの家であるT家は超エリート一家だ
父は一流企業のおえらいさん
父の姉は通訳
その旦那は国の仕事
父の兄は会社社長
三人と叔父も某一流大卒
祖父は某一流大卒であり昔は某大手商社のおえらいさんだった
その他の親戚もほとんどは医者や学者ばかりだった
一方で母の家系は
高卒がほとんどで
決していい家とは言えなかった
母の家と父の家は
格差がすごかった
そこで母は祖母にみくだされないようにと
私に勉強を強要した
中学まではずっと学年トップで真面目な優等生
高校も県下トップの高校に進学した
ずっと某一流大学を目指して無我夢中に勉強していた
しかし私の中である疑問がうまれた
『何のために私はこんなに勉強しているのだろうか??』
考えてみたら私は今までの人生勉強以外したことがなかった
高校生になっても門限は5時、お小遣いは3000円
門限を5分でも過ぎたら携帯に母から着信が30件くらい入っていた
化粧品をもっていたら母に殴られた
門限が5時なので、クラスの打ち上げにも一度も参加したことがなかった
母は何かに異常に執着しているように見えた