ディヤーナ国際学園カブヤオ寮へ出張

27 11月 2017

ディヤーナ国際学園カブヤオ寮

10月24日、全日本RF武道空手道選手権大会の熱気のまだ冷めやらぬこの日、ディヤーナ国際学園カブヤオ寮へ出張に参りました。
カブヤオ寮代表の森川先生がお子さんを始めて実家のご両親に合わせる為、約20日のお休みを取られ、広島県のご実家へ規制される為に、その交代要員としての今回の海外中期出張。
その間には、日常業務に加えて生徒の面談、スタッフとのミーテングなども行うため、とても忙しくなりそうです。
現在のカブヤオ寮には、10代~30代までの約10数名の生徒達が共に暮らして居ります。
彼らの、学園に来た経緯は、引きこもり、家庭内暴力、非行、不登校、発達障がい、精神障がい、など様々。
出身地も年齢も様々な彼らを、現場でまとめて指導する現地の先生方のご苦労は本当に計り知れず、敬服いたすばかりです。
その最前線の現場に今回は約一か月もいるのですから、少々の不安を感じる渡航となりました。

日本ではそろそろ秋も深まりつつある気候ですが、こちらフィリピンでは年中夏。
ただし雨季を迎え、涼しい季節ではあります。それでも気温は28度位が続きます。
でも、早朝や夜は少々冷えるので、長そでくらいは必要です。昼間は暑くて汗が止まりません。
日の高い夕方に到着した私を、生徒達は明るく迎えてくれました。
それはまるで、フィリピンの空港からの道中に無垢な笑顔を見せてくれる、現地の子供たちの様な屈託のない笑顔でした。
私の少々の不安は綺麗に吹き飛び、『ただいま!笑』と大きな声で挨拶をすると、生徒達も少々恥じらい『おかえりなさい!笑』と答えてくれ、生徒達の心身の状態がとても良い事が手に取り伝わる様な気分で心地が良かったです。
色々な心の問題を抱える生徒達が、親元を離れフィリピンで集団生活をする中には様々な苦労や葛藤も多くあります。それを乗り越え一歩一歩確実に自立へ向かっている姿にはいつも心打たれるものがあります。

ディヤーナ国際学園カブヤオ寮

この日から私は、空手稽古の指導、温泉地への引率、お墓参り、柔術大会への引率と出場、月一回の食事会(焼肉やりました!)など生徒達とずっと一緒に寝食をともにして、彼らの心の深部に触れられた様な気がしました。
それは、日々の食事の中や、ちょっと買い物に一緒に出掛けたとき、お墓詣りや、柔術大会の移動中などのほんの一瞬の間に垣間見せる、言動に表れておりました。
それを基に、彼ら個人個人に解りやすく例え話しになると、とても興味をもって『なんでそうなるんですか?!』と聞いてくるため、翌日の稽古時間に小沢先生の著書『武道の心理学入門』を基に心理学座学(防衛機制)も行うと、『あー!これ俺だ!』とか、「OOさんはだから、△△なのか!」などと盛り上がり、楽しく心の問題を学ぶことも出来ました。
その中でも、普段物静かなK君の翌日のベッドに、武道の心理学入門があったことはとても嬉しく思いました。

苦楽を共に生活をするスタッフと生徒達。
事前と疎通も深まっていき、誰にも話せなかった過去の葛藤や、将来への不安なども話し合います。
そんな関係性を現代では煩わしいとも思う方も多くのかもしれませんが、心の問題を抱える生徒達の素晴らしい笑顔に触れるたびに、生命の本質は協力と感謝が根っこにあるのだと強く感じます。
これからも、引きこもり、不登校、家庭内暴力、発達障がい、精神障がいなどの生徒達との交流を通じ、より深く人生とと?命とは?という哲学的テーマの自分なりの答えを見いだせたら幸いです。
最後に、未来に希望溢れる生徒達の将来を祈念し終わりとさせて頂きます。

ディヤーナ国際学園では、引きこもり、不登校、家庭内暴力、発達障がい、精神障がいなどの心の問題を抱える生徒達と共同生活を送りながら、社会的自立を目指す、またはグループホームでともに生きていきます。
どうぞお気軽にお問い合わせください。
また私達の社会貢献活動へのご協力、ご寄附なども承っておりますので、どうぞよろしくお願い致します。

ディヤーナ国際学園
http://www.dhyana-jp.com
0265-35-8615
sodan@dhyana-jp.com

ご寄附について
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武道の心理学入門(小沢隆著)
https://www.amazon.co.jp/小沢-隆/e/B004LU91ZU/ref=dp_byline_cont_book_1